格下政策 2016 3 5

2016年3月4日の産経ニュース電子版には、このようなニュースがありました。

中国は、現在のオバマ政権を軽く見ている。

 ワシントンで先月23日に行われた米中外相会談で、
ケリー国務長官が、南シナ海の人工島の軍事基地化を非難したところ、
中国の王毅外相は「最も重要なことは、
(米軍の)戦略爆撃機や駆逐艦を含む最新兵器が日々、
南シナ海に出現していることだ」と自国の暴挙は棚に上げて、
「航行の自由」を守ろうとする米国を批判したのだ。
(引用、以上)
 このような発言が出てくるということは、
中国政府がオバマ政権を格下に見ていることが背景にあります。
 クリントン政権は「親中政権」で、
オバマ政権に至っては「格下政権」でしょうか。
 アメリカの転落を見るのは、実に悲しいことです。
私の青年時代は、アメリカの全盛時代だったので、
「年を取っていく私」と「老いていくアメリカ」が重なり、悲しいことです。

書名 Newsweek ニューズウィーク日本版 2013 12 24

「オバマの対中政策は迷走中」という記事の中から、
気になる点を引用しましょう。

「中国の機嫌を取るライス補佐官」
 なぜ、ワシントンの対中姿勢とアジア政策は、
ちぐはぐなのか。
 理由は、いろいろ考えられるが、
最も説得力があるのは、
2期目のオバマ政権における人材とリーダーシップの欠如だ。
 ドニロンに代わって、
国家安全保障問題担当の大統領補佐官に就任した、
スーザン・ライスは、アフリカと平和維持が専門だ。
(中略)
 ライスは、東シナ海に言及した時も、
「尖閣諸島」には、まったく触れないなど、
中国のご機嫌取り的な発言が目立った。
 これは、彼女の前任者や、
国務省や国防総省の専門家の姿勢とは、
明らかに異なる。
(引用、以上)


































































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